住宅の防水層のメンテナンスに伴い、撤去してしまったバルコニーガーデンを作り直したいとのご相談をいただきました。全体的に和風な印象で、外に出やすいようにウッドデッキの設置と、汚れてしまった壁面を隠すフェンスの設置のご要望をいただき、次回の住宅の修繕工事の際に、撤去しやすい構造にしてほしいというご要望もいただきました。
ウッドデッキの一部を砂利敷きのスペースにし、その上にプランター植栽と赤ボサ石や石灰岩の平板を敷き和風を演出しています。撤去しやすいようウッドデッキやフェンスの構造も考えております。樹木はツリバナやドウダンツツジ、リョウブなどといった落葉樹とシマトネリコ、ヒメシャリンバイ、セイヨウシャクナゲといった常緑樹を組み合わせ四季の移り変わりが楽しいお庭となっております。
フェンスにはセランガンバツー材とエコアコールウッドを使用し、敢えて無塗装にすることで木材の表情の違いを楽しめるようにしました。植栽のボリュームを出すことが難しいバルコニーでもプランターや植物の種類や、周りの演出の仕方によって素敵なお庭にすることができます。
